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1 2005年 02月 07日
新海 誠氏監督の「雲のむこう、約束の場所」のOSTを今聴いています。
天門氏の音楽は前作「ほしのこえ」で初めて触れたのですが、彼の音楽は非常に透明感があって、なんというか人間の奥底にある何かに対して響いていくようです。 今回の音楽も、最初に聴いたのは2年前に公開されたダイジェスト版のムービーからでした。そのときの音楽を聴いたとき、私は衝撃を受けました。 絶対的にそこにあるかのような音楽。 当時、サウンドスケープという考えは持っていませんでしたが、天門氏の音楽は楽音にあって楽音に非ず。 一般的にサウンドスケープというと、自然に発せられる音の風景のことを差しますが、天門氏の音楽は楽音のサウンドスケープ。楽音の風景。 まさに私が今、欲しようとしている音世界に近い人。 ヴァイオリンの音色はここまでも染み渡るのか。 さすがは人の声に近い楽器。 ■
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by kirishima_i
| 2005-02-07 22:50
| 他音風景
2005年 01月 15日
今、一柳慧の「邂逅」という曲を聴いています。
この曲は「チェロ、復元楽器、雅楽、声明のための」というサブタイトルがついてます。 この復元楽器というのは奈良の正倉院に眠っていた楽器を復元したものです。 声明というのは仏典に節をつけたもので儀礼に用いられる宗教音楽のひとつ。 そのため、この曲は非常に荘厳になっていて雅楽とも、お経とも取れるような曲です。 今まで、日本人作曲家による様々な現代音楽を聞いてきましたが、その多くの作曲家は、日本の伝統的音楽の手法を取り入れています。 しかしながら、その音楽はとても抽象的で、一般人にとっては聞きにくい点も多いです。 正直、私もわからない部分が多いです。 日本の伝統音楽を取り入れる目的は、おそらくその音楽に含まれるコスモロジーが原因ではないのかなと思います。 特に、雅楽や声明といった音楽は西洋の音楽ではありえない世界を持っています。 その世界を西洋の記譜法、楽器で表現するということはある種の新世界創造ではないのかなとおもいます。 また、日本の楽器とオーケストラが共演する曲も見られます。 武満徹のノヴェンバー・ステップスが有名ではないでしょうか。 「段」という手法と、琵琶と尺八とオーケストラによる演奏。 現代音楽の代表曲として、学校の教科書にも載っています。 レコード屋のクラシックコーナーの現代音楽の分野を見てみると、意外と多くりリースされています。 特にNaxosというレーベルからは多くりリースされています。 値段も安いです。(1枚1000円くらい) 興味がある方はこの機会にでも。 ちなみに冒頭で紹介した曲のCDはこれです。 千年の響き ちなみに最近、筝とオーケストラの協奏曲のCDを探しているのですよ。 ■
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by kirishima_i
| 2005-01-15 23:09
| 他音風景
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