2005年 11月 12日
まずは、恋色マジックお疲れ様でしたー。
…もう時効でしょうか…遅れて申し訳ないです。 さて、M3がいよいよ明日ですね。 新作「大地の香り、風の香り」をよろしくお願いします。 試聴クロスフェード ここで少しアルバムの原曲の作曲家セヴラックの経歴を。 ------ 1872年、南フランスの農村ラングドック地方に生まれる。 パリに出て高い評価を受けるも、大都会の生活になじめず、 故郷の大地に戻り、自分の村の貧しい農夫達を最良の仲間としながら創作活動を続ける。 南仏の風土や文化に執着し、名声や流行には見向きもせず、謙虚で優しい心にあふれた飾り気のない人柄であった。 音楽面では、アルベニスから師事を受け、ラヴェル、フォーレと親交を持ち、ドビュッシーの全音音階などに影響される。 芸術面では、ピカソ、マイヨール、ルドンなどといった南仏の画家とも親交があった。 そんな彼の音楽をドビュッシーは「とても素敵な大地の香りがする」と称賛した。 ユーモアな心を持ち、素朴で純粋で体の弱かったセヴラックは、1921年に49歳の若さで生涯を閉じた。 ------ 長いのか短いのかわかりませんが、要約するとこんな感じです。 また、一時はドビュッシー、ラヴェルと並んでフランスを代表するピアノ音楽と言われましたが、いつの間にか忘れられた音楽家でもあります。 アレンジしたのはピアノ曲「休暇の日々から」第一集。 シューマンの影響を多分に受けての作曲であったため、 シューマン的要素がつまってます。 とてもマイナーな音楽ですが、よろしければどうぞ。 ちなみに、セヴラックで有名な曲は、 「大地の歌」、「ラングドック地方にて」、「セルダーニャ」。 どれもピアノ曲です。 人によっては、「水の精と不謹慎な牧神」が一番いいって言う人もいるようです。 「休暇の日々から」に比べると、バリバリな近代フランス音楽です。 興味のある方は機会があれば是非。 …録音音源がほとんどなくて手に入れるのが大変ですが… それでは、M3会場でお会いしましょう。
by kirishima_i
| 2005-11-12 22:25
| 奏作日記
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